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☆ 登山コース ③ 北尾根 ④ 天狗谷・青崩道 ⑤ 水越峠 ⑥ 弘川寺 ☆ 尾根コース ☆ 山麓コース ⑧ 葛城古道 ⑨ 祈りの滝 |
① 葛城山ロープウェイ ■ 登山口駅 ⇒⇒山上駅⇒⇒ 天神ノ森⇒⇒ ビジターセンター⇒⇒ 自然ツツジ園⇒⇒ 葛城山山頂 (所要時間 ロープウェイ6分+山頂まで15分) 冬は 『樹氷・霧氷』 のシーズンです。運がよければ 『霧氷の花』が見れます。冬は山頂が凍って滑る場合があるため 『アイゼン』 を持参しましょう。もしも忘れた場合は、麓の売店でも >円くらいで販売しています。麓から山頂を眺めて何やら樹木が白く輝いていれば、そして空が青く晴れ渡る兆しであれば、最高の日になることでしょう。 『霧氷の花』 は時間とともに融けだすので、思い切って、ロープウェイで一気に登りましょう。山頂までは僅か6分です。料金は往復1220円【最新の運賃を確認してください】だけど、 『霧氷の花』 を見れるなら何のその。山頂が近づいてくると、山上駅の周囲の木々が真っ白。先日下界では、3月に入り春一番が吹いたというのに、これはどうしたことでしょう。 もう一度寒波が訪れて、山頂に魔法が掛けられたような感じです。このような別世界は見たことがありません。 今日は空も晴れている。こんな機会は滅多に訪れるものではありません。 『アイゼン』 を靴にはめるのももどかしく、急いでカメラをセットしました。 『イヌブナ・ミズナラ』 の巨木も真っ白です。おやっ、小鳥だ。 『ルリビタキ』 の雄だ。そっと近づ いて写真撮影。野鳥の中には同じ種類でも、山麓で冬を越すものと、山頂で冬を越すものがいるようですね。目に入るもの全てに日光が反射して本当に美しい。急いで 『自然つつじ園』 に廻ります。 『霧氷』 を見るには、たくさん雪が降ればいい分けではないです。もちろん雪があれば写真としては絵になりますが、大雪が降ったので楽しんで行ったけれど、 霧氷のかけらもなく期待はずれだったということがよくあります。時期的には年の暮れ、早ければ上旬から見れることもあるらしいです。絶対に 『霧氷』 を見たいなら、だいたい次のような条件が揃っていればいいでしょう。『前日に山頂付近に雲(霧)が掛かっていること。そして適度の風があること。そして夜は冷え込むこと。 1月3日頃が一番良いのではないでしょうか。それも晴れているならなおさら良い』。さて 『自然つつじ園』 に着くと、ここでも大変なことになっていました。ツツジの枝に櫛(くし)の刃のような霧氷が張り付いて、まるでトナカイの角を見ているようです。標高 959メートル。冬将軍が、この葛城山を立ち去る前に、もう一度高原に自然美の不思議さを残していった・・・。春はもうそこまで迫っています。名残尽きない一日でした。 (登山日:平成16年3月8日) |
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