サイトマップ / 大和葛城山 花暦

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春の風景

・深緑の眩い季節

夏の風景

・静かな癒しの空間

秋の風景

・鮮やかな紅葉

冬の風景

・美しい氷の世界


葛城山の冬の山頂付近は、氷点下に凍りつき、 『霧氷・樹氷』 を見ることが出来ます。晴れた青空をバックにすると、木々の枝が白く輝き、それは別世界のようです。この現象を見るためには、ただ雪が降ればいいものではありません。 前日に山を雲(霧)がかぶさっていることや、適度の風が吹いていること。朝は冷え込むこと など。山麓から山頂付近を双眼鏡で眺めれば判断できます。 『自然つつじ園』 のつつじの枝にはびっしりと氷が張り付いています。氷は枝にとって風下の方向にまるで櫛(くし)の刃のように張り付き、ちょうどトナカイの角のようです。海老の尻尾というのはこのことでしょう。 最適の時期は、1月の初旬くらいがいいように思います。2月頃などと言っていると、チャンスを逃しがちです。その美しさは言葉ではうまく表現出来ませんの で、是非一度ご覧になることをお勧めします。行き交う人は数えるほど。この感動的で素晴らしい風景を独り占め・・・。なんて贅沢なんでしょう。 山頂に行ってみると、ここでは子供たちが楽しそうにソリ遊びをして、とても賑やかです。ソリは高原ロッジで借りられるようです。冬は 『アカゲラ』、 『オオアカゲラ』 などのキツツキ類の野鳥観察にも適しています。 『コゲラ』 は小型の鳥ですが、元気いっぱいに目の前の枝を突付いて見せてくれます。冬を山頂で越す小鳥もいて、 『ルリビタキ』 なども見かけます。きっと峠を隔ててそびえる金剛山の山頂付近にも、氷の芸術が煌いていることでしょう。

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